Cheer up FUKUSHIMA

March 8, 2017

皆さんこんにちは!NFLインディアナポリス・コルツチアリーダーの柴野由佳です。

今年の2月頭に初めてToBiRaプロジェクトの活動に参加させて頂きました。

 

私が訪れたのは福島県相馬市。相馬市は当時震度6弱の非常に大きな揺れと共に津波の大きな被害があった地域です。仙台空港から会場に向かう間の道はほとんどが更地と工業地帯で、震災前そこには住宅や田畑があり人が住んでいたことが想像しにくいほど様変わりしているようでした。また海水の影響で未だにこの土地に農作物ができないことを聞き、震災から6年経った今、少しずつ復興している反面、未だ至るところに爪跡が残っているのを強く感じました。

 

会場も津波の被害があり、その際の写真を見て愕然としました。津波の被害に加え、原発事故の影響で避難する子ども達も多い福島県で、今、こうして地域の方や子ども達が集い、笑顔いっぱいに体を動かしている様子を見る事は大人達にとっても元気の源になっていると伺いました。

 

私は、現地の子ども達と一緒に、実際にコルツのジュニアチアリーダーが踊っているダンスを踊りました。自分達と同世代のアメリカのチアリーダーが踊っているダンスは新鮮だったようで、少ない練習時間でしたが一生懸命、そして貪欲に練習してくれました。練習の最後にはオリジナルのダンスを披露してくれたのですが、子どもたちの「見ている人を元気にしたい」という純粋でまっすぐな気持ちが表情やダンスから伝わってきて、思わず笑顔になると同時に私の心に響きました。 練習の後は、保護者の皆さんが作って下さった出来立てのオニギリと豚汁をみんなで頂き、初めは少し控えめだったみんなもこの頃には笑顔いっぱいで色々な話をしてくれました。 みんなでお昼を食べた後には、様々な種目に挑戦して楽しむ”ふくスポチャレンジ”というアクティビティにも参加し、3歳の小さな子から小学生高学年の子まで、汗を流して楽しんでいました。 お別れの時には、私の知らない間に用意してくれていたみんなからのメッセージ色紙を頂きました!車で走り去る最後の最後まで、みんながありがとうを言って走って手を振ってくれている姿には思わず目頭が熱くなりました。

 

相馬市では多くの子ども達や大人の方々と触れ合いましたが、子どもたちの物事に前向きに取り組む姿勢・一生懸命さには、私が思っているよりもずっと強いエネルギーを感じました。また相馬市の人々は、みんなが手を繋いで、力強く一歩一歩前に進んでいるのを肌で感じました。後ろを振り返ることがあってもそこで歩みを止める人はおらず、復興に向けてみんなで手を取り合い進んでいく"人の強さ"を感じました。

 

次に、仙台市では子どもと大人に向けたチャリティーワークショップを開催しました。ここではコルツスタイルのダンスをレクチャーし、スタジオに熱気が立ち込めるくらい汗だくになって踊りました!仙台で関わらせて頂いた皆さんは人に対する感謝や思い遣りをとても大切にされていらっしゃり、言葉や行動の節々から皆さんの温かみを感じました。

 

街の復興にはまだまだ多くの時間がかかると思いますが、そこに住む人々はしっかりと前を向いています。このToBiRaプロジェクトを通して新しい世界や沢山の可能性を知ってもらい、自分達の未来に夢や希望を持って輝き続けてもらえるように、このプロジェクトの輪が広がる事を願います。