2011年3月11日、マグニチュード9.0の地震によって発生した巨大津波が東北地方の太平洋沿岸を襲い、壊滅的な被害をもたらした東日本大震災。東北津波はさらに福島原子発電所事故を引き起こしました。その原発事故によって放射線物質が広範囲に拡散。 16万人以上が避難を余儀なくされ、大規模な除染が続くものの、いまだに自宅に戻ることができていない方も多く、復興はいまだ道半ばにも関わらず、2016年4月14日には熊本を中心とした九州地方でも大地震が発生し、現在も大勢の方が余震の恐怖に苦しみ避難所での生活を強いられています。 

 

「私達チアリーダーの使命とは何だろう....」 

私はこれまで福島と宮城で18年に渡りチアリーダーの育成に携わってきました。私自身もまた東日本大震災を経験し、被災地に暮らすチアリーダーだからこそ、「元気づけること」「笑顔を届けること」「笑顔を引き出すこと」それが「真のチアリーダーの使命」であると確信して今日まで、避難所でのボランティア活動や仮設住宅での孤立死防止サポート活動、健康体操指導や募金活動など、この5年間に渡り様々な活動を行ってきました。 チアリーダーだからこそ、マイナスをプラスに変える勇気や前向きな心、当たり前が当たり前ではないことに気づき、そして「感謝をする」という気持ちをも表現し発信することができるのだと思っています。 そして、これらの活動を通して、たくさんの素敵な出会いもありました。

この『TOHOKU ToBiRa Project』の皆さんです。彼女達は福島や宮城に足を運び、自らが被災しているにも関わらず故郷のために一生懸命に活動している東北のチアリーダー達に賛同し、たくさんの時間を共有してくれました。 

 

そして子ども達の未来へ、世界へ、希望と夢を与え「扉」を開いてくれました。 

自らの夢を叶えるために「世界」という舞台でチャレンジしてきた彼女たちは、決して驕ることなく、常にそばに寄り添ってくれています。世界中のどこにいても、日本とつながり、故郷を想い、私たちの力になってくれています。本当に素晴らしい方々です。 

 

東日本大震災を通して授かったこの素晴らしいご縁を大切にし、そして、この想いをカタチにして後世に遺し、未来へ繋いでいきたいと思いました。 

 

東日本大震災から5年がたち「節目」として風化されつつあると感じたときに、熊本地震が発生したことで、今度は東北から私たちが「恩返し」をする番ですし、これまでの経験を役立てたいと思いました。 

心と体の健康を応援すること、子ども達の未来をサポートすること、そして故郷のために頑張る人を応援することのために、日本全国や世界中のチアリーダーの「応援する気持ち」を集約させれば、より多くの様々な支援が可能になると考え、この「チアチャリティバンク」を立ち上げるに至りました。 

 

皆様から寄せられた募金は、被災地に寄り添い、そして復興に向けての支援活動に役立たせて頂きます。

多くの笑顔を幸せをもたらしてくれることを心から祈っています。

 

特定非営利活動法人 クラップス

代表 石河美奈

© 2016 by ToBiRa Project